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About

「私は、私の身体を使い切りたい」

そう思うようになったきっかけは、母の死だったように思います。

まだ42歳だった母は、私が10歳の時に病気でなくなりました。

 

死によって目に見える身体を失った母に対して(魂はあるかもしれません。どこかで、母は私を見ているような 気もします。) 「充分に身体を使い切ることができなくて、さぞかし悔しいだろう」 と思いました。

小学生の私は「身体を充分に使い切る」イコール「人生をしっかり生き切る」ことだと感じていました。

そして「私はなぜこの身体で生まれてきたのだろう」と考えるようになりました。

家族を見ても、お友達を見ても、みんな違う身体を持っています。

私が、この体を持って生まれた意味。あなたが、その身体を持って生まれた意味。

とにかく、今、目に見える、ここに在る、唯一無二のこの身体をしっかり使うことで、自分を生きることになる、 そして人生が終わる時に悔しい想いをせずに済むのではないか、(清々しく人生を終えられるのではないか)と 感じていました。 

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喉が苦しい 私がボイストレーニングを始めたきっかけです。 レッスンに通うようになって半年くらい3ヶ月くらい経った時でしょうか。気づけば、喉の苦しさ、左腕の痺れ がなくなっていました。そんな悩みがあったことも忘れていました。 

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表情

「あ、表情って、変わっていいんだ」 嘘のようですが、本気でそう思いました。 人間も動物ですから、動くものに本能的に目を引かれます。

感情とリンクした豊かな表情は、生き物として魅力的なのだと思います。 

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所作

私はおばあちゃん子でした。

祖母から教えてもらったほとんどのことは、所作や振る舞い、言葉遣いについてでした。 と言うと、少し堅苦しいやり取りを想像なさるかもしれませんが、私にとっては「自分の内側が充実していく」 楽しい時間でした。  

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